政府がマイナンバーカードと保険証を一体化し、現行の健康保険証を2024年秋にも原則廃止するそうです。つまり、マイナンバーカードを事実上義務化するということ。
マイナポイントを頂戴した私としては、あまり大きい声では言えませんが、なぜもっと早くからこうした強制力を持ってカードの普及に対処しなかったのか不思議でなりません。
「ポイントを差し上げますから皆さん是非ともカードをお作り下さい」というのは、あまりに遠慮しすぎているかと。
2020年にマイナポイント第1弾を開始し、今年6月には第2弾をぶち上げたものの普及率は49％にとどまっています。果たしてポイントにどの程度の効果があったのか…。
ポイント施策があってもなくても、カードを作る人は作るし、作らない人は作らない。それなら、さっさと義務化がよろしいと思います。
これは単なる行政手続きのフォーマット変更程度の話。まさか言論の自由にかかわるはずもないですし、個人情報云々といったって行政側にはとうの昔に筒抜けでは？
ただし、「マイナンバーカード 高齢者も必要？」で書きましたが、高齢者への対応についてはご配慮いただきたいと思います。