本屋が消えてゆく

本屋が消えてゆく

「書店10年で3割減少(10/11日経新聞夕刊)」という記事を読みました。2021年に全国で1万6千店以上あった書店が、22年には1万2千店弱まで減ったとのこと。

ただ、一部の書店では地域の学校や図書館への納入に活路を見出し、なんとか生き残っている店もあると伝えていました。

活字離れ、人口減やネットの普及、雑誌を扱うコンビニの増加などが、街から本屋が消えてゆく要因とのこと。本好きの私としては誠に残念な話ではありますが…。

幸い、荻窪駅周辺にはルミネに八重洲ブックセンター、タウンセブンに啓文堂、南口に文禄堂の3店舗があり、古本屋もブックオフなど3店舗と、現時点では大変恵まれた環境にあります。

いずれのお店も10年前からありましたので、「3割減少」というのはやはり人口動態に連動して主に地方で起きていることなのでしょう。

「書店ゼロの街をなくす!」ということでTSUTAYAなども頑張ってくれているようですが、やはりこれは書店だけにフォーカスしても解決するものではなさそうです。

街があって、そこに住む人がいて…。そのためには、仕事があって、暮らしやすい環境があって…。書店の復活は、まさに地方再生をどう実現するかという問題にほかなりません。