日常の買い物はOKストアーに行きます。途中、環八を渡るのですが幹線道路だけあって信号待ち時間が結構長い。
その度に私は「緑色の車が目の前を通ったら、今日はいい事がある」などと適当に条件設定し、この些細な占いで待ち時間をつぶしています。
ゴミ箱に紙くずを投げ入れて見事に入ったら、なんていうのもよくやっています。これはバスケットか、いやゴルフか。
ロンドン時代に仕えた上司が「人生って究極の暇つぶしかもなぁ」としみじみ語っていたのを思い出しました。
彼は私の前にロンドンに駐在していた大先輩なのですが、現地でゴルフをしているときに思ったそうです。
いい歳をした大人が、遠くにある小さい穴にボールを入れようと、一生懸命に棒を振り回している姿が「暇つぶし」に見えたと。
人生80年、人によっては100年という時間をつぶすために、わたしたちは、くだらないこと、どうでもいいことを、日々積み重ねている！？
この「人生暇つぶし」説は、一瞬、身も蓋もないように聞こえますが、言い得て妙ですね。なぜか、気持ちがすーっと楽になります。