母がグループホームへ入所してひと月、無事新しい年を迎えることができたようです。
思い起こせば…
昨年8月の父の骨折・入院、その後の一人暮らしがもたらした不穏とパニック。警察やご近所を巻き込んだトラブルの連発。
11月には私自身も精神面で限界を超え、すがるような気持で「ついにショートステイへ」。そして迎えた12月、「グループホームへ」で書きました通り奇跡的なご縁で入所。
引っ越しもサクサクと進みました。
必須アイテムのベッドや寝具。これはニトリで適当なものを新調し、ホームに直接配送してもらいました。手ごろな価格ですぐに手配できて大助かり。
身の回りの家具や日用品の運搬はクロネコヤマトの単身者向け引っ越しパックを利用。手続きは全てネットで完結という優れもの。こちらも完璧に対応していただきました。
急遽追加で必要になった加湿器はアマゾンで見繕って、こちらもホームへ直送です。スマホの画面を数回タップしただけ。つくづく「世の中、本当に便利になったなぁ」と思いました。
一番大変だったのは記名。全ての持ち物に名前を書かなければなりません。家具から靴下まで全部です。3日間に分けて黙々と作業。
それからテレビ。これは何と私が自転車の荷台に括り付けて運ぶことに。両親ともにテレビはほとんど見なくなっていたので引っ越し荷物には入れなかったのですが…。
入所して数日後に「不穏がなかなかおさまらないので、テレビを持ち込んでいただければ助かります。少しは気がまぎれるかもしれませんので…」との連絡が入ったのです。
あれから1か月、ホームに電話して母の様子を聞いたところ、まだ夜間の不穏は強いものの昼間は食事の準備やレクなどに参加しつつ元気にすごしているとのこと。「お母様が書初めをしている写真をアップしていますので是非ご覧ください!」と。
グループホームのホームページに日常生活の一コマを切り取った写真を「お知らせ」のコーナーに定期的に数枚アップしてくれているそうです。
早速アクセスしてみてビックリ!そこには、仕上がった書初めをカメラに向け微笑んでいる母の姿が。とても穏やかでいい表情をしていてまるで別人です。
やはり、認知は進んでも身体が元気な今の母には「グループホーム」が最も適した施設なのだと確信しました。これからも穏やかな毎日が続きますように。
介護スタッフの皆さん、本当にありがとうございます。引き続きよろしくお願い申し上げます。