倫敦ノ山本五十六

倫敦ノ山本五十六

先日、NHKの特集ドラマ「倫敦ノ山本五十六」を見ました。たまたまBSの番組表で見つけて録画したのですが、調べてみると昨年末の再放送だったようです。

令和3年(2021)、太平洋戦争の一因ともいえる出来事が詳細に記された海軍“極秘”文書が明らかになった   そこには 山本五十六の知られざる姿が記録されていた

というキャプションではじまったこのドラマは、開戦前の昭和9年(1934)、ロンドンで行われた軍縮会議予備交渉での山本の言動や苦悩を描いたもの。

この極秘資料には、交渉代表を命じられた山本五十六がどんな言葉で交渉を進めたのか、つぶさに記されていたとのことでした。

欧米列強と戦っても日本に勝ち目がないことは痛いほどよくわかっている山本は、この交渉を通じて、「戦争回避」と海軍の上層部強硬派が強くこだわる「面子」という二律背反を共に実現すべく死力を尽くしますが叶わず。

そして約7年後の昭和16年(1941)、真珠湾攻撃をもって自らの手で戦争の幕を開けることになります。

真に祖国の将来を案じ、軍人として組織と個人の狭間で最後まで戦い続けた山本五十六はやはりスケールが違うなぁと、このドラマを見て改めて思います。

少し違和感を感じたのは山本を演じたのが香取慎吾さんだったこと。できればもう少し重厚感のある俳優をキャスティングしていただきたかった。

ところで、ウイキペディアによると山本五十六は「皇族・華族ではない平民が国葬にされた初の人物でもある」そうです。そういえば来月は安倍さんの国葬が予定されていますが…。