戦争という病

戦争という病

新型コロナウイルス感染症に関する厚労省の資料を見ました。

「2023年2月12日時点で、全世界の累積感染者数にあっては755,979,750人、累積死亡者数にあっては6,840,279人」とあります。

北欧諸国やシンガポールの人口が5~6百万人ですから、こうした国が一つ消滅してしまう規模感です。

悪夢のようなコロナ禍の出口がようやく見えてきたと思ったら、今度はトルコの地震。こちらはトルコとシリアで合わせて既に5万人近い死者が確認されているとのこと。

一方で、ウクライナ/ロシア戦争は収束の兆しが見えず、死者数は積み上がるばかり。

BBCがロシアの独立系メディア「メディアゾナ」と調査したロシア兵の死者数は、名前が確認できた者だけで1月6日時点で1万1009人に上る。最も少ない推定でも2万2千人以上としている。(NHK)

もちろんウクライナ兵や、両国の民間人の犠牲者も加えれば、戦死者は夥しい数になるでしょう。

ウイルスや地震は天災ですが、戦争は明らかに人災。人類はこの「戦争」という病に対する「ワクチン」や「治療薬」の完成に漕ぎつけることができるのでしょうか。