車窓の風景

車窓の風景

青春18切符の2回目は湘南・新宿ラインを利用して荻窪~宇都宮の往復。(参照:「宇都宮にて」)荻窪からの所要時間は約2時間。

この切符は一日およそ4時間乗車すれば元が取れる価格設定ですから、片道2時間以上の距離を日帰りするなら「お得」です。

ちなみに、東京-宇都宮間を新幹線で行けば所要時間を片道30分短縮できますが、運賃は倍額を超えます。

それに、新幹線では通過駅の駅名が読めないくらいスピードが速いので、車窓に映る風景を楽しむというよりは、パソコンを開いて仕事をするほうがよさそうです。

あとは本を読むとかビールを飲むとか…。やっぱり新幹線にはビジネスが似合いうなぁとつくづく思います。

普通列車なら、駅に停車する度に、周辺に住む人々の息遣いのようなものをなんとなく感じることができますし、走行中に車窓に映る沿線の様子もよく見える。現役を退いたわが身には、これがとても心地よい。

この日は、ゲートボールを楽しむ数人の高齢者を発見。「ようやくコロナ禍のトンネルを抜けたんだなぁ」とつくづく思った瞬間でした。

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かくと

かくと

パーソナリティー 

消費財メーカー、福祉サービス会社、スタートアップなど、国内外で33年間勤務。ライフシフトした現在は、荻窪を拠点に老親の介護、ボランティア活動、アルバイトなどマイペースで活動中。

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