押してもダメなら引いてみな

押してもダメなら引いてみな

これは「ことわざ」? よく耳にするフレーズです。猪突猛進せず状況を見極めて柔軟に対応すべしというアドバイス。恋愛のお悩み相談などでもよく聞きますね。

さて、先日、職場でこのことわざが奏功しました。もちろん、職場恋愛の話ではなく、ドアストッパ―の差し込み方に関する話。

館内の手動ドアには全てクロージャ―が付いています。従って、換気等でドアを開放する際には、ドアと床の隙間にクサビ型のゴム製ストッパーを挟むのですが、なかなか上手く止まらない扉がいくつかありまして…。

クサビを足で蹴って押し込むのですが、どうもピタッとゆきません。そこで、思い出したのがこの「押してもダメなら引いてみな」です。

クサビを押し込むのではなく、クサビは足で踏んで動かない状態にして、扉のほうを手前に引いたら一発。このほうがより大きな力がかかるうえに作業性も高い。

そんなのとうの昔に知っていたよ、と言われそうですが…。私は、小さくも新たな発見に大興奮でした。