「めったに」どころか、もう10年いや20年以上も使っていないものがあります。公衆電話です。
まだ荻窪界隈にも何台か設置されています。桃二小近くの歩道橋脇、仲通り商店街のヨシダ院前、旅館西郊の塀に沿って立つ自動販売機の並び。
NTTの公衆電話設置場所検索というサイトを見れば、すぐに調べられると知りました。駅周辺に10台以上あるようです。
もう一つ、街で見かける「めったに使わない」ものが消火器。こちらは「めったに」どころか、むしろ「使わない」に越したことはありませんけれど。
消火器と公衆電話、どちらも「めったに使わない」もの。しかし、消火器は「現役」ですから常にアップデートされていて、最新型のスリムタイプは街での「立ち姿」も美しい。
一方の公衆電話は「引退」感が漂っていて、街の「窓際」に追いやられているように見えます。昔のままの姿でひっそりと佇んでいる。
しかし、公衆電話だって災害時には必要な重要インフラなはず。往年の姿を留めて頑張る姿もわるくないけれど、もう少しカッコいい改良版なるものを見てみたい…。