阿佐ヶ谷の“お仏壇のはせがわ”へ。父の2度目のお盆を迎えるにあたり、盆飾りを見に。
昨年の新盆は、ピアノを臨時の盆棚にし、使い捨てタイプの盆飾りを施し7月にお迎えした。(参照:「新盆」2022-07-16)
今年は7月が多忙だったうえに猛暑もあって8月に延期。「東京は7月」という風習に特にこだわりはない。
ただ、定番の提灯は無いし、盆飾りも「使い捨て」というのは寂しいから、今回は毎年使えるような小道具をいくつか購入することにした。
私は「都会のサラリーマン家庭」に育ったせいもあって、日本の伝統行事に疎く、仏具店には初入店。陳列棚に並ぶたくさんの商品、その種類の多さとモダンなデザインには驚いた。
色とりどりの提灯、かわいらしくデザインされた盆飾り、洗練されたフォルムで音色も心地よいリン…。店の奥に並ぶ仏壇はカリモク家具とコラボしたものが多くお洒落な感じ。
もっと地味で暗くて、モノトーンなイメージで満ちていた「仏具に対する私の先入観」は、次々に撃破されてゆく。これはもう、ちょっとしたインテリアショップである
ちなみに、私とは逆でこうした方面にめっぽう詳しい妻に驚く様子は微塵もなかった。