今年の初泳ぎも、いつもの(区営)大宮前体育館プール。先週半ばに突如訪れた真夏の暑さに、自ずと足が向いた。
温水プールとは言え、やはり冬場は足が遠のいた。最後に行ったのは去年のGW前。「水泳はすばらしい」などとさんざん書いておきながらこの始末とは…痛恨の極みだ。
平日の午前中とあって、十数名の高齢者しかいない。しかも、大半の人々はコースロープで仕切られたエリアを歩行しているだけ。おかげで、のびのび泳げる。
プールは地下1階にあって天井は吹き抜けになっている。地上階にあるガラス張りの部屋が見える。そこでは20名程の高齢者が身体をよじらせている。ヨガ教室だろう。
施設のスタッフを除けば、視界に入るのは高齢者ばかり。そこには「私はこの人たちより若いはずだ」と勝手に思っている自分がいた。
果たして本当に若いのか?わが目には60~70代に映る彼ら、彼女らは、もしかしたら自分と同年代なのかもしれない。
そうだとすると、他人の目に映るわが身の姿は、こんなもんなのか…。とりあえずこれ以上考えるのをやめて泳ぐことにした。