「痛み」との闘いは続く

「痛み」との闘いは続く

ありがたいことにこれまで大病をしたことがありません。入院や手術といったことにも全く縁がなく、五体満足で健康に半世紀以上も生きてこられたことは誠に幸運。

健全な身体を授けてくれた両親にはいつも感謝しています。

それでも、小さなトラブルは尽きません。なかでも、長きに渡り闘いを強いられているのは「痛み」です。

中学生の頃からの「頭痛もち」で、慢性的ではなかったものの、体調を崩すと それがなぜか頭痛という形で現れます。

一番きつかったのは偏頭痛に悩まされた30代後半、海外で働いていた時期と重なります。強いストレスからか、半年に1回くらいの頻度で 激しい偏頭痛が1週間くらい続きました。

このときはアスピリンが手放せません。幸い服薬して30分もすればおさまりましたが、薬が効いてくるまでは右目の奥あたりが痛くて、身の置き所がなくなる感じ。涙もボロボロでてきて本当に大変でした。

数年続いたでしょうか、その後なぜかおさまり、もう10年以上あの痛みを味わずに済んでいます。

「肩こりとの闘い」は40代~つい最近まで。きっと世の中のIT化で画面を見る時間が職場でも家庭でも増えたせいでしょう。

PCやスマホの作業は、ついつい時間を忘れて集中してしまう。そのうえ、自分は姿勢があまりよくないので症状が悪化しがち。

とりあえず指圧に通ってみたり、磁気を使った器具を試したり、週末にできるだけ運動するように心がけたりしましたが、それでも なんだかいつも凝っている感じです。

肩こりに関しては、私より妻のほうがはるかに重症でした。傍で見ていても気の毒なくらい辛そう。指圧や服薬、マッサージ機器など様々な対処療法でやりすごしていたようです。

そんな彼女が最近は肩こりの苦しみからすっかり解放されていました。いったい何が効いたのか?答えはなんと「ラジオ体操」とのこと。

なるほど、そういえば妻は1年くらい前から毎朝ラジオ体操を続けています。それが奏功し、すっかり肩こりがなくなったと。

なるほど、最近、苦しんでいる姿をみなくなったのは、そういうわけだったのか。

私もあやかろうとラジオ体操を始めて ちょうど1か月です。おかげさまで、ラジオ体操第1のみですが毎日続けたら、肩こりがずいぶん軽減されました。

首や肩の筋肉をたくさん動かしますので、これが効くのですね!きっと。

NHKに感謝 「学び」の最強ツールです でお話した「英語」のみならず、「肩こり解消」でもNHKにお世話になりました。

ところが、「肩こり解消」の空白を埋めるように、今度は腰痛が襲ってきました。一難去ってまた一難です。