凡ミス

凡ミス

まさか自分がこんな単純なミスを犯すとは…。水道メーターの検針で読むべきメーターを取り違え、皆様にご迷惑をお掛けしてしまったのだ。

管理するマンションの共用水道メーターを週1回検針している。使用量の推移を確認し、漏水などの異常がないかどうかをチェックするためだ。

全部で6か所。うち2か所は地面に設置された独立メーターだが、残り4か所は各住戸と同じユニットに入っている。

つまりユニットの扉を開くと、居住者用メーターと共有メーターが同居している。尚、メーターのフタの色を居住者はピンク、共有はムラサキと違えてある。

先週の水曜日。いつものように検針を進めるも、最後の1か所だけ、なぜかピンクのフタを開けてメーターを読んでしまっていたのだ。

ムラサキのつもりでピンクを読んだ私は、その数値を見て驚いた。とんでもなく使用量が多い。これは漏水か、いやメーターが壊れたか。すぐに元栓を閉めた。早番の私はこの段階で遅番スタッフにバトンタッチ。

後日、その遅番スタッフから「あの後すぐに、居住者から“水が出なくなった”との連絡があったよ(笑)」と。

それにしても、なぜ取り違えてしまったのか。明らかに異常な数値だとわかってからも、なぜ取り違えに思い至らず、漏水やメーター故障の方向に思考が向かってしまったのか…。

作業に慣れが生じて、油断したのかもしれない。反省。