アナログのぬくもり 

アナログのぬくもり 

昨日は「介護給付費のお知らせ」ハガキのムダについて苦言を述べさせていただきました。それはそれとして、やはり、要介護の家族がいる私にとって、行政の介護支援はなくてはならないもの。日々感謝の気持ちを忘れることはありません。

2週間ほど前「令和3年 高齢者のしおり」という小冊子が実家に届きました。こちらは同じものが父母宛にそれぞれ届くといったことはなく、世帯主である父宛に1冊のみ届きました。

ちなみに、表紙には「3年に1度の発行です。」とも書かれており、事務の効率や費用対効果などがきちんと考慮されているのだろうと思います。

その冊子には、社会参加活動から、医療・介護、認知症関連、安心・安全、すまいのことまで、高齢者に関するさまざまな支援情報が包括的に掲載されています。

私も介護生活がはじまって来月で丸4年になりますが、冊子のページをパラパラとめくりながら、これまで随分いろいろな支援事業を通じてお世話になったなぁと。

医療、介護保険はもちろんですが、他にも住宅改修給付事業でトイレの手すりを取り付けていただいたり、車いすの短期貸し出しを利用させていただいたり。

なかでも一番助かっているのが介護用品の支給支援です。月7千円を上限に、おむつやパットなどを毎月配送いただいています。しかも自己負担はうちの場合1割。

これらは消耗品ですから、経済的な負担が大きいのですが、その9割を行政のほうで援助いただけますのでとても助かります。

それに、大人用のおむつはカサもはりますのでスーパーやドラッグストアで買って来るのも結構な手間ですから。

但し、父が骨折で入院し、しかも入院先の病院ではおむつ持ち込み禁止ということなので、先月から配送を中断しました。

先日その中断について区役所の担当部署に電話連絡したところ、なんとおむつ持ち込み禁止の病院へ入院した場合、病院に支払ったおむつ代の領収書など、それを証明できる書類があれば、現金で7千円までは現金補助が出るとのこと。さっそく手続きに必要な書類を送付して下さいました。

これはたぶん、ネットなどのデジタル情報に接していただけでは気が付かずに過ぎてしまったのではと思います。本当にありがたい。

それに、ネット上での無味乾燥な情報のやりとりではなく、電話という肉声でのやりとりは、(もちろん、内容にもよりますが)どこか心を温めてくれるようなぬくもりがあります。

デジタル化が声高に叫ばれる昨今ですが、こうした、いわば「血の通った」アナログなコミュニケーションもとても大切なことなのだとつくづく思いました。