都々逸(どどいつ)

都々逸(どどいつ)

先週の「編集手帳」に「スカイツリーに勝とうとしない 東京タワーが愛される」という都々逸が紹介されていました。

都々逸?これまで何度も聞いたことがある単語ですけれど、恥ずかしながら正確にはその何たるかを説明できません。慌てて調べました。

流行俗謡の一。雅語を用いず、主に男女相愛の情を口語を持って作り、ふつう七・七・七・五の4句を重ねる。「潮来節」「よしこの節」より転化したという。天保(1830~1844)年間、江戸の寄席でうたいはやらせた一人が都々逸坊扇歌。

広辞苑

冒頭の作品もそうですが、今では男女の恋愛に限らず、幅広い題材で歌われるようになったそうです。

小学校の社会科の授業で習った「ざんぎり頭を たたいてみれば 文明開化の 音がする」も、都々逸だと知りました。

俳句や短歌はとても好きなのですが、私には高尚すぎるなぁと。川柳ならなんとか…。しかし、僅か17文字というのはこれまたハードルが高い。

都々逸なら文字数も多いし、入りやすそうな予感。ちょっと勉強してみようと思います。

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かくと

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「荻窪ラジオ」の神木各人(かみき かくと)です。私は国内外で33年間のビジネスマンライフを終え、今は荻窪を拠点にフリーランスとして活動中です。「荻窪ラジオ」では、私のこれまでの経験や、日々の暮らしで考えたことなどを「オンエア」。「読む」ラジオとしてお付き合いいただければ幸いです。

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