知らなかった 硬貨の裏表

知らなかった 硬貨の裏表

先日テレビを見ていたら、視聴者に10円玉をコイントスさせ、どちらの面が出たかをオンラインで報告してもらい、その割合がどうなるかという実験をしていました。

数学的にはサンプル数が多くなればなるほど表:裏の割合は50:50に近づくはずですが、実際にやってみたらどうなるかという話。

その際に進行役のお笑い芸人がパネルを使って、表、裏がそれぞれどちらのデザインを指すのかという説明をはじめました。

私は、表は「アラビア数字の10が書か有れている面」であり、これは10円玉に限らず、100円玉でも1円玉でも同じ、「アラビア数字が記されている面が表」と疑いませんでした。

ところが「アラビア数字の10が書かれている面」は裏だと言う。その瞬間、私は芸人がボケをかまし、アナウンサーが突っ込む段取りなのかと思ったのですが、さにあらず。

そこですかさず調べてみると、何と!昔から硬貨の表は「漢数字で金額が書かれている面」と定義されていることが判明。

なるほど、そうなるとアラビア数字表記のない5円玉でも迷うことなく表裏が判ります。

いや~これには合点がゆくも、正直なところ愕然としました。

自分は半世紀以上も生きてきたのに硬貨の表裏の定義を今まで間違って認識していたという事実に衝撃を受けたのです。

昨年10月に、「みりん」が「お酒」だとは「知らなかった(2021-10-20)」と書きましたが、これからも、まだまだ「知らなかった」に遭遇しそうな予感がします。