この番組(NHK Eテレ)をときどき見ています。「誰もが一度は読みたいと思いながら、なかなか手に取ることができない古今東西の『名著』を、25分×4回=100分で読み解く番組(番組HPより)」です。
哲学や心理学など、とっても興味があるけれど、とってもとっつきにくいジャンルの名著が取り上げられると、忘れずに録画&視聴。ちなみにWEBで見逃し配信もあります。
先月はハイデガーの“存在と時間”を取り上げていましたので、楽しく拝見した次第。専門家の先生が登場し解説をしてくれますし、司会の伊集院さんが、「素人目線」で質問したり、コメントしたりしてくれるので、硬い話が柔らかくなります。
本当はこの番組をきっかけに原著に挑戦するところまで行けばよいのですが、私の場合、残念ながら今まで全て100分きっかりで終了…。
ところで、Eテレ(昔は“教育テレビ”という名前でした)には素晴らしい番組がたくさんありますね。例えば、私も幼い頃お世話になった「おかあさんといっしょ」はもう60年以上続いています。「ピタゴラスイッチ」も見ていて楽しい。
各国の語学番組は言うに及ばず、料理や健康、園芸など暮らしや趣味に関わるもから、文芸、伝統芸能、サイエンス、福祉まで。
会社を定年退職した後で時間をもてあまし、何をしてよいかわからない人は、「教育テレビを一日中見ていればよい」と、以前に何かの本で読んだことがあります。
確かにそれも一理ありますね。番組表を見る限り、これを全部しっかり視聴したら相当幅広い知識がインプットされそうです。
でも、一日中テレビ漬けでは運動不足になるのでは?一瞬心配になりましたが、そこは大丈夫。1日2回、朝と昼に「テレビ体操」がありますから。