父の退院後の行先がきまりました。介護老人保健施設、通称「老健」と呼ばれている介護施設です。来週の後半、母のグループホーム入所予定日(「グループホームへ」参照)の翌日ということで調整がつきました。
父は急性期の病院での手術・入院で1か月、その後リハビリ病院で3か月を過ごしました。
次は自宅療養を目指し、家屋調査(「家屋調査」参照)もしていただいたのですが、母の入所準備が重なってしまったので、一旦、老健でもう3か月、自宅復帰に向けた介護サービスをうける運びに。
両親ともに同時移動ということで、こちらは大忙し。ただ、母のショートステイ先とグループホーム、父のリハビリ病院と老健、いずれも全て同じ社会福祉法人による運営という幸運に恵まれました。
施設はいずれも同じ敷地内にあり、相談員の皆さんも同じ組織ですから連携が素晴らしい。こちらが仲介するといった手間はほとんどありません。
さて、老健はリハ病院と何が違うのでしょうか。そもそも適用される保険が違うのです。老健は介護保険、リハ病院は医療保険。
そのため、リハ病院が治療、つまり医療行為としてのリハビリを行うのに対して、老健は基本的に生活介護という位置づけになります。
リハにかける時間をみれば一目瞭然、病院では一日3~4時間ですが老健ではわずか20分間です。
つまり、病院が歩行機能の訓練に特化するのに対して、老健は着替えや食事、トイレなど生活全般において自分の事が自分でできるようにサポートをしてくれるというわけです。
これから本格的な冬を迎えるタイミングで老健にお世話になれるのは大変助かりました。その間に、本人の状態推移を見極めながら、在宅介護ができるように体制を整えてゆこうと思います。
関係者の皆様には本当によくしていただき感謝、感激です。ありがとうございます。