環境問題に対する意識の高揚と共に、乗り物の電動化がどんどん進んでいます。目下、最も注目されているのは自動車です。
テスラのような会社が出てくると、いままでガソリン自動車を作ってきたトヨタなどの名だたるメーカーは本当に大変だと思います。
今はまだハイブリッドのような過渡期のカテゴリーで戦えるでしょうけれど、近い将来エレクトリックのみのマーケットになるのは間違いないでしょうから。
ところで、先日、ＮＨＫのラジオビジネス英語でＤＨＬジャパンの社長インタビューが教材として取り上げられていました。
その中で、「ＤＨＬは2030年までに配送用車両の60％を電動化する」という話があったのですが、驚いたのは、近い将来に電動飛行機を運航する計画もあると知ったこと。
よく考えてみればこれまで乗り物は次々と電動化されてきました。鉄道はその最たるものですが、自動車が続き、ついには航空機まで…。
それにしても、航空機の電動化というのは個人的にはスケールが大きくて夢があるなぁと思います。特に注目したいのが燃料のこと。
もし、超軽量で高性能な太陽光電池ができたら、航空機の屋根にその電池を搭載すれば燃料ほぼゼロで飛べるのでは？なにせ航空機が飛ぶ雲の上はいつも晴れていますから。
尤も、天気には左右されずとも夜間飛行の場合は全くダメですね。そうなるとダイヤを工夫して飛行機はもっぱら昼間飛行にする？？？やはりそう簡単には行きませんね。