長男の帰国

長男の帰国

長男が久しぶりに帰国しました。米国に留学、卒業後に現地で就職したのですが、ビザ更新の関係で一旦本国へ戻らねばならないとのこと。

就職先の計らいで、オフィシャルには東京支社への異動扱い。向こう2年程度は東京で就業し、ビザが取得できた段階で再び米国本社へ戻るようです。

私の転勤に伴い、彼も外国を転々とする中で育つことになりました。ドイツで生まれ、幼稚園はイギリス、小学校低学年は韓国とオーストラリア。

私の本国帰任で、小学校高学年から東京に戻り、中学、高校と進学。ただ、高校在学中には再びオーストラリアに1年間公費留学。

ということで、生まれてから日本で生活したのは10年足らず。つまり、人生の半分以上は外国暮らしという、かつて海外を夢見ていた私から見れば実に羨ましい生い立ちです。

これだけ幅広い世界に身を置いて来ただけあって、(親バカまる出しで恐縮ですが)彼のコミュニケーション能力や柔軟性、視野の広さなどを言動の端々に感じます。

一方で、ここまで生い立ちが異なりますと、親の経験などはあまり参考にならず、助言の余地はあまり無いなぁと感じます。

いったいこれから彼はどんな人生を歩むのか?これだけバックグラウンドが違いますので全く想像がつきませんが、それだけにかえって楽しみでもあります。立派な「日本人」になってくれることを期待しつつ。

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かくと

かくと

パーソナリティー 

消費財メーカー、福祉サービス会社、スタートアップなど、国内外で33年間勤務。ライフシフトした現在は、荻窪を拠点に老親の介護、ボランティア活動、アルバイトなどマイペースで活動中。

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