まいばすけっと

まいばすけっと

両親を在宅介護していた昨年末までは、荻窪駅南口の“まいばすけっと”を頻繁に利用していました。食料品から日用品まで、両親の日々の生活に必要な物資の主な調達先です。

実家から近く、私の生活動線上にもあり、コンビニより割安で、生鮮も扱っている、ということで当方のニーズと完全合致でした。

去る6月、この“まいばすけっと”から僅か95メートル先に新しい“まいばすけっと”がオープンしたのには驚きました。しかも、両店舗のちょうど中間地点にはセブンイレブンがあります。

あれから3か月余り、私がお世話になった“まいばすけっと”荻窪4丁目店と新規の荻窪5丁目店は今もセブンイレブンを挟んで共に営業しています。

至近距離に複数店舗を出店すると、当然ながら顧客は分散し、オペレーション効率も下がります。いずれは4丁目店を閉店するのでしょうか?

思い出すのは南口仲通り商店街の“ココカラファイン”。こちらは、至近距離どころか、狭い通りを挟んで斜向かいに2店舗あるのです。

この2店舗目の場所には競合他社である“マツモトキヨシ”が進出予定だったそうで、それを阻止するために、ほぼ目の前にもかかわらず新店を開業したとのこと。

“まいばすけっと”にも、打倒コンビニ戦略のようなものが背景にあるのでしょうか?小売店の競争の激しさは壮絶ですね。

消費者としては選択肢が増えるのは有難いのですが、便利さを享受すればするほど、そこには計画性を失ってゆく自分がいます。

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かくと

かくと

パーソナリティー 

消費財メーカー、福祉サービス会社、スタートアップなど、国内外で33年間勤務。ライフシフトした現在は、荻窪を拠点に老親の介護、ボランティア活動、アルバイトなどマイペースで活動中。

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