最近めっきり腕時計を使わなくなりました。ネクタイほどではありませんが、それでも以前に比べれば雲泥の差。スマホを持ち歩くようになったからです。
しかし、ときどき腕時計が欲しい場面も。例えば、商談のときなどは、いちいちスマホで時間を確認するのは憚られますが、腕時計ならこっそり見るか、腕から外して机の上に見えるように置いておけばよい。
もっとも最近はPCを目の前に置いて対話するケースも多いので、そんなときは腕時計の出番はありませんね。
実は先日、あるテストを受検したのですが、その際も腕時計のことは全く頭になく、会場に向かう途中で「そういえば時計してないなぁ」と思い至った次第。
でもよく考えてみれば、数か月前に電池が切れ、そのまま放置してありましたので、今さらどうにもなりませんでしたけれど。
もちろん会場には時計がありましたが、あいにく私の座席から非常に見づらい位置にありまして…。かといってスマホを見るわけにもゆかず、「腕時計が欲しい場面」となりました。
この一件を機に、腕時計をせめて「いつでも使える状態」にはしておこうと思い、時計屋さんで電池を交換してきました。
このところ「10:20」のようなデジタル表示ばかり見ていましたので、腕時計の秒針がアナログ文字盤の上を動く姿が新鮮に映りました。
やはり私にとっては「10:20」という数字の羅列よりも、円い文字盤の上で時針、分針、秒針という3本の針が刻む形を視覚的にとらえたほうが、「あぁ今10時20分だな」と、しっくりくる感覚があります。
Z世代の娘にその話をしたところ、「数字の羅列」のほうが断然わかりやすいよ!と返されました。