諸事情あって、お墓のことを考えはじめることに。自分ではなく両親の、とは言っても当然ながら自分にも深く関わってくる話だ。
父が他界して1年半、遺骨は今もわが家に鎮座し毎日寝起きを共にしている。母も既に米寿を越え、いつ何があってもおかしくない。
先祖代々の墓はあるが、父の実家が遠方なうえに、これまで父方の親戚とはほとんど付き合いがなかったため、私は墓参した記憶がない。両親とも末っ子で、伯父や伯母の多くは既に旅立った。
父は自らの墓についてどう考えていたのか、生前に話す機会がなかった。母も認知症となった今、本人の意志を確認することは難しい。妹の話では海へ散骨を希望していたようだが。
ということで、まずは両親を初代とする墓を建てるのが良いかと。ただ、もし建てたとしたら、管理の負荷は私よりも息子のほうが大きくなる。
折しも今月15日から都立霊園使用者の募集が始まった。とりあえず「申し込みのしおり」を区民事務所でもらってきた。「はじめの一歩」として勉強してみようと思う。