日経平均株価が史上最高値を更新した。一昨日の終値3万9,098円68銭、前日比800円超の値上がりだった。「辰巳天井」への足取りが確かなものになりつつあるのか？
バブル期につけた最高値の更新は34年ぶりとのこと。その長さに驚く。バブルが弾け、リーマンショック後には7,000円割れで底を打ったが、そこから数えても実に16年である。
「実感なき景気回復」といったニュースの見出しが並んだが、確かにそれは偽らざる心境ではある。
しかしながら、実感にピッタリ符合するように下がるほうが良いとも言えない。「景気」は「心理」だ。もちろん孕むリスクも多いだろうが、ひとまずこの株価復活を喜びたい。