次世代モビリティ

次世代モビリティ

桃井第二小学校の前に小さな停留所が設置されました。次世代モビリティの実証実験と書かれています(写真参照)。あぁ、これのことか!区報の記事を思い出しました。

遊園地などでよく見る数人乗りの車両(区の文書では「次世代型電動いす」)を運行するための実験が荻窪駅南口で始まったのです。

荻窪駅を起点に大田黒公園、荻外荘公園、区民センターを回り、最後に桃二小を経て駅に戻る約30分のルート。実験期間は今月3日~13日までとのこと。日中の時間帯に30分毎に発車するそうです。

「杉並区は、今後の高齢化の進展等を見据え、誰もが気軽で快適に移動できる地域社会の実現に向けた取り組みを進めています…」とあります。高齢者にもどんどん外に出てもらうことで、街の活気を維持しようということかと。

運よく小学校の前でこの「次世代電動いす」に遭遇しました。6人乗りでした。誰も乗っていませんでした。

運転手のオジサンが照れくさそうにハンドルを握っています。道行く人たちの、まるで不審者を見るような視線が少し痛そうです。

見慣れないせいもあって、街中ではまだ浮いていますが、天気のよい昼下がりにおじいちゃんおばあちゃんが、この電動いすに揺られて荻窪の街をゆく風景も悪くないですね。

プロジェクトの成功を祈りつつ、まずは実験の行方を見守りたいと思います。

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かくと

かくと

パーソナリティー 

消費財メーカー、福祉サービス会社、スタートアップなど、国内外で33年間勤務。ライフシフトした現在は、荻窪を拠点に老親の介護、ボランティア活動、アルバイトなどマイペースで活動中。

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