雨模様で肌寒いとさえ感じた週明けだったが、水、木と突如「夏」がお出まし。まだ5月だと言うのに東京でも気温が30℃を越えた。
何でもかんでも先取りの時代だが、ついに「季節」まで先取りか？それにしては先取りが過ぎると文句の一つも言いたくなる暑さだ。
一方、この暑さは「マスク外し」にずいぶん貢献している。マスクを外した顔を初めて見た人が今週は随分多かった。特に、職場のマンションの住民の皆さんだ。
廊下やエレベーターなどで既に何度もお見かけしたお顔のマスク無しバージョンに頻繁に遭遇。誰だっけ？と戸惑うのは一瞬。すぐに、「あぁ、あの人はこんなお顔だったのか」と思い至たる。
小中学生の頃、メガネをかけている友達が、たまにメガネを外したときの顔を図らずも目撃したときの、あのなんとも表現し難い違和感と同じ感覚を味わう。
それはさておき、ご存知、イソップ寓話「北風と太陽」では太陽が旅人の外套を脱がせることに成功する。コロナのマスク外しも、やはり成功のカギは太陽のようだ。