早朝5:30。ホテルをチェックアウトして徒歩で豊橋駅へ。道行く人は誰もいない。駅前の繁華街にさしかかったところで、ようやく人の姿を数人みかけた。
有人改札で切符ハンコを押してもらい4番線に降りて天竜峡行きの入線を待つ。
- 豊橋06:00発 — 天竜峡09:08着(この間50駅/飯田線)
- 天竜峡09:14発— 飯田09:40着(9駅/飯田線)
- 飯田09:43発 — 辰野11:48(34駅/飯田線)―岡谷11:58着(2駅/中央線<直通>)
- 岡谷12:10発 — 甲府13:47着(16駅/中央線)
- 甲府13:52発 — 高尾15:25着(19駅/同)
- 高尾15:31発 — 三鷹16:01着(7駅/同)
- 三鷹16:03発 — 荻窪16:09着(2駅/同)
以上がこの日の行程。乗り換え6回を挟んで10時間乗りっ放し、130超の駅に停まる。
もう少し観光の時間をとってもよいのでは?と言われそうだが、飛行機や新幹線と違い、亀の歩みで進む各駅停車の10時間は、それはそれで格別だ。
特に今回のような秘境のローカル線は車窓の景色が一段と素晴らしい。駅に停車するたびに周辺の様子や乗客の容姿・会話などから地元の人々の暮らしを想像するのも一興。
そして何より貴いのは、ただ座ってボーっとできること。これが普段の日常生活では意外とできない。(明日につづく)