今週からマスクを着用するかどうかは個人の判断に委ねられることになりました。「言論の自由」ならぬ「マスク着用の自由」が政府によって公に保障されたというわけです。
「箸の上げ下ろし」まで政府が決めるのはいかがなものか?とおっしゃる至極真っ当な識者の方もいらっしゃいました。
私も「そんなこと、政府が宣言などせず、個々人が適当に決めて行動すればいいのでは?」と思っていたのですが、そう簡単な話では済まないということなのでしょう。
政府発表の後、さっそく職場では「(政府は“個人の判断”と言っているけれども)当社のマンション管理スタッフについては、マスク着用を基本とする」との通達が配信されました。
政府が個人に丸投げしたので、会社が慌てて間に入って判断を下したといったところでしょうか。
年齢や健康状態などが様々な住民の方々と接する機会が多いので勤務中の着用は当然と言えば当然。「マスク着用の自由」の侵害だ!などと叫び出す人がいないことを祈ります。