最近よくスーパーの棚からタマゴが消えている光景に遭遇します。昨日も「オーケー」に行ったらタマゴの棚が空っぽ。
代わりに、鳥インフルエンザの影響による入荷遅延や品切れの可能性について小さな字で説明された紙が貼ってありました。
まさかタマゴが品切れなんて!と面食らった中年の男性客が、声は荒げないものの店員さんを捕まえて執拗に状況説明と情報提供を求めています。
私はタマゴの横にあるパンのコーナーで商品を選ぶフリをして、お二人の会話に聞き耳を立てていました。お店としては、今後の入荷見通しを聞かれてもわからないらしく、店員さんは困惑、お客さんはイライラ。
しばらく押し問答の末、ようやくその男性はシブシブその場を去り、店員さんは何かブツブツ言いながら持ち場に戻って行きました。
そういえば2020年6月宮城県で目撃された気球の行先を記者会見で聞かれた某大臣が「気球に聞いて下さい」と答えていたことが、今頃になって物議を醸していますが、この店員さんもきっと「ニワトリに聞いて下さい」と言い放ちたい心境だったことでしょう。