私の本棚

過去の自分との対話

小さな本棚が混雑してきましたので、久しぶりに荻窪駅前のブックオフに持ち込んで買い取ってもらいました。 いつもながら買取金額のほうも小さく、帰りに西友で食料品を…

私の本棚

上司は思いつきでものを言う(橋本治 著)

社会人5年目の頃、同じ部署の先輩から「この本よんでみな」と勧められたのが橋本治さんの著書「上司は思いつきでものを言う」です。 私の周囲には「思いつきでものを言…

私の本棚

17歳のポケット(山田かまち 著)

知人から紹介されて読んだ本です。息子さんの通う高校の図書便りで推薦されていたとのこと。 著者は若くして不慮の事故(17歳のときエレキギターの練習中に感電死)で…

私の本棚

55歳からのハローライフ(村上龍 著)

この作品に出合ったのは、海外駐在を終え日本に本帰国して間もない頃でしたから、もう10年以上まえのことになります。 原作を先に読んだか、NHKでドラマ化された作…

私の本棚

償いは済んでいる(上坂冬子 著)

この作品は戦後50年という節目に出版された、「名もない戦犯とその遺族について書かれた」ノンフィクションです。 上坂氏はこれまでも戦犯として処刑された方々に関す…

私の本棚

私の脳で起こったこと(樋口直美 著)

新聞の書評で本書を知って手に取りました。50歳で「若年性レビー小体型認知症」と診断された著者が綴った2年間の記録です。 ご本人の日記がほぼそのままの形で今年の…

私の本棚

大人のいない国(鷲田清一・内田樹 著)

私はこの本の二人の著者である鷲田・内田両先生の大ファンです。2009年に出版されて話題になった「日本人辺境論(内田樹/新潮新書)」に共感した私は、それから同氏…

私の本棚

「昔はよかった」と言うけれど(大倉幸宏 著)

昨年10月、「いまどきの若者は…」という前に という投稿で私はこう書きました。  歳をとると、なぜか無意識のうちに「いまどきの若者は…」とか「いまの世の中は……

私の本棚

危機の二十年 (E.H.カー 著)

今回のウクライナ危機。まさか21世紀のいま、まるで第二次世界大戦当時の地上戦のような光景を見ることになるとは思いませんでした。 人類は凄惨極まる「戦争」を、そ…