母の不穏がおさまりません。先月末の110番騒動(110番通報 再び 参照)以降、連日連夜のどんちゃん騒ぎ。
私たち家族の対応でなんとか抑えられることもあるのですが、本人からの要領を得ない電話は鳴り止まず…。
困ったことに、ご近所を巻き込んでの事件も頻発し、同じ階にお住いの方々からは刺さるような冷たい視線やクレーム。
11/1 地上階の出入口付近を徘徊、住人が部屋に連れ戻したとの連絡。
11/3 玄関扉を開けて助けを求め叫んでいると住人より連絡。
11/4 玄関扉を開けて助けを求め叫んでいると住人より連絡。
11/6 助けを求めマンション管理人室へ。部屋に連れ戻したと管理人より連絡。
11/9 玄関扉を開けて助けを求め叫んでいると住人より連絡。
さすがの私も「もう、限界!」と天を仰ぎました。母は自分が監禁されていると認識しているようです。いずれも、日が傾き周りが薄暗くなってくる4~6時頃の時間帯。
こちらも、訪問頻度を増やして対応してはいるのですが、上機嫌になったのを確認して部屋を出て10分もたたないうちに、不穏に駆られ別人と化した母から電話がかかってきたり、住人から通報があったり。
このままでは共倒れになると、ついにショートステイを利用することに決めました。そのための準備に慌ただしく追われる中でも、事件は容赦なく起こり続けます。
11/10 ついに3度目の110通報。夜8時過ぎに自ら通報した模様。
11/11 トイレ詰まり。今回は下着を流したため便器を脱着する大掛かりな対応に。
ショートステイに出発する直前に、まさかの警察沙汰とトイレ詰まり。しかもトイレ詰まりは、幸い水が溢れる状況ではなかったものの、専門業者による1時間ほどの大作業に。
地獄の2週間を経て、母は無事ショートステイに出発。今日で4日目になります。心穏やかに過ごせているとよいのですが…。残り1週間あまりお世話になりますが、介護士、看護師の皆さん、何卒よろしくお願い申し上げます。
母をショートステイに送り出した日。お昼に母が食べる予定だった宅配弁当を、誰もいない実家で一人食べました。
思えばこのお弁当、かれこれ4年近くお願いしているのですが、私自身が一人前を全てしっかり食べるのは初めてです。
この日、母や父に出すときと同じようにレンジで温めて食べてみたのですが、まだ冷たい部分もあったりして…。
彼らはどんな気持ちでこのお弁当を毎日食べていたのだろうかと思うと、少し胸が詰まる思いでした。