野村農相が福島第一原発から海洋放出されている「処理水」を「汚染水」と発言して内外から批判を浴びた。
ご本人はすぐに発言を撤回し謝罪するも、野党は水を得た魚のように「徹底追及する!」と意気盛んだ。
「汚染水」という言葉を使って記者の質問に応答しているご本人の様子を動画でみた。その姿は威厳も緊張感もない。まるで、街頭でインタビューされている高齢者のようだ。
この「ご老体」が農相だったのか…。おいくつなのか?年齢が気になって早速調べ79歳だと知る。
大臣に任命されるくらいなのだから優秀な人物なのだろうけれど、八十路近いおじいさんにとって適時適切な判断や発言といった行動は難儀に違いない。
「処理水とは汚染水を適切に処理した水です」などと役人からインプットされる。しかし、老いた脳の中では「処理水」と「汚染水」が一緒になってしまうのでは?
もちろん「なにせ歳が歳なもんで…どうもスミマセン」などと謝って済む問題ではないが、やはり「人間、歳には勝てない」と思う。
もう少し若くて優秀な適材はいないのか?