おかげさまで「父の転院調整はじまる」にてお伝えした病院間での調整がつき、本日無事、転院が完了しました。最終的に高齢者への対応に長けているC病院でお世話になります。
当初、個室しか空きがないというお話でしたが、再検討の結果「差額ベッド代金免除」ということで、大部屋が空くまでは個室にて受け入れて下さることに。
事前相談にいった際「私たちはあくまで患者さま本位で進めてまいりますのでご安心ください。」と言ってくれたC病院のソーシャルワーカーさん、「有言実行」本当にありがとうございます!
実は、A 病院に入院するときも個室しか空きがないといわれ「経済的に厳しいのですが…」と申し出たところ、今回のように差額ベッド代金を免除していただきました。
たまたま運がよかったのか、あるいは差額ベッド代というものは 医療者側でも比較的柔軟に対応していただけるものなのか…。
そのあたりの事情はよくわからないのですが、いずれにせよ2度も続けて免除していただくことになり本当に救われました。あらためて病院関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
今朝は9時にA病院へ。コロナ禍で面会禁止のため、久しぶりに父との再会です。幸い私のことを覚えていました。顔色もよく元気そうです。手術後2週間余りですが特に痛みもない様子。
看護師さんの指示に従って、荷物整理、書類受け渡し、会計などを進め、10時ちょうどに介護タクシーの運転手が車いすで部屋まで迎えに来てくれました。
C病院までの所要時間は約20分。玄関で主治医の先生とソーシャルワーカーさんが出迎えてくれました。早々に父は一連の検査に向かい、私は入院に関する細かい説明や諸手続きのため相談室へ。ドクター、看護師、作業療法士、ケアワーカーと各持ち場のプロが懇切丁寧に説明して下さいます。
やはり高齢者や認知症の経験が豊富で、要介護度の区分変更、認知症の再診断、骨折後のフォローなど、こちらが予め用意していた疑問はその場で全てクリアになりました。
リハビリ入院の期間は60~90日の予定。かなりの長丁場であり、しかもコロナ禍で面会禁止。
こちらとしては、プロの皆さまを信じてお任せすることしかできないだけに、頼もしいスタッフのみなさんと面談し、大いに安堵した次第です。
最後に医事課で入院手続きの書類を記入提出し、病院を出たのは12時40分。全ては事前に伺っていたスケジュール通りスムーズに進みました。
私にとっては初めてのことも多々あったのですが、医療従事者のみなさんの手際よさには脱帽です。
「父 骨折 プロのやさしさと頼もしさ(2)」でも書きましたが、プロフェッショナルである皆さんの「やさしさと頼もしさ」に「再び」心が震えました。