マスクのルール

マスクのルール

マスクの着用を個人の判断に委ねるという基本方針が政府から示されましたので、マスクの話はこれで終わりだと思いきや、どうもそうではないようです。

もっと明確に基準を示せといった要望が多いとのこと。啞然としました。なぜなら、それは「個人の判断に委ねるな!」「わたしに決めさせるな!」と言っているに等しいからです。

コロナ禍も既に3年。ウイルスの正体も明らかになり、どうすれば感染を予防できるかといった知見も積み上がってきました。

幼稚園の子供じゃあるまいし、マスクを着用するかしないかくらい自分で決めればよいではないですか?と申し上げたい。しかし、なかなかそうはいかないのですね…。

報道によりますと「卒業シーズンを控え、学校現場では先行してルールを緩和するよう求める意見が出ている」そうで、政府が検討に入ったと。

そんなことはもう、いちいち政府に問わず、校長の権限で決めるとか、家庭で判断するとかできないものでしょうか?

要するに「責任をとりたくない」ということか。もし何かあったら「政府の決めたルールに従ったまでで、私は悪くありません」という言い訳ができるようにしておきたいだけなのでは?