さくら60歳

さくら60歳

荻窪の西友に行ってエスカレーターに乗ったら、「西友60歳」というポスターが目に入りました。わが年齢に近いと初めて知ったら、にわかに親近感が…。

思えば自分の暮らしにはいつも西友があったので今さら「親近感」という話でもありませんが、「お互いよく頑張って来たなぁ」と、まるで同じ時代を生きた仲間を得たような気分に。

買い物を済ませて帰宅しNHKテレビのニュースをつけたら、「桜の名所として知られる東京の目黒川沿いの桜は樹齢が60年を超えて老齢化しているものも多く、目黒区は新年度、本格的な対策に乗り出し… 」というアナウンサーの声。

目黒区はかつて介護施設の経営に携わっていた頃の拠点。あの圧巻の桜たちも既に還暦を過ぎたと知ったら、これまたにわかに親近感が…。

今日はずいぶん「60づいている」などと独り呑気に笑っていたら、「寿命とも言われる樹齢60年を超え、老齢化した木も多くなっていて、課題となっています」と。桜の寿命が60年だったとは…。

散る桜 残る桜も 散る桜(良寛和尚)
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かくと

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「荻窪ラジオ」の神木各人(かみき かくと)です。私は国内外で33年間のビジネスマンライフを終え、今は荻窪を拠点にフリーランスとして活動中です。「荻窪ラジオ」では、私のこれまでの経験や、日々の暮らしで考えたことなどを「オンエア」。「読む」ラジオとしてお付き合いいただければ幸いです。

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