今月の『広報東京都』（東京都が発行する広報誌）を見ていたら、「東京都の子供・子育て支援 018（ゼロイチハチ）サポート 申請が始まりました」という囲み記事が目にとまった。
「東京の子供たちに月額5,000円を支給し、育ちをサポートします。」ということで、所得制限なしで18歳以下の子供に支援金をくれるとのこと。
どうせウチは対象外だろうと、あまり気に留めなかったのだが、ニュースでも「忘れずに申請を！」などと報道されているので、あらためてよく読んでみる。
「あぁ、あの話か！」ようやく過去の記憶と繋がった。
そう言えば、今年1月の小欄で「今度は東京都からおカネ」と題して、「東京都の小池知事が、18歳以下の子供ひとりあたり月5,000円程度を給付すると表明した」話を書いた。
この施策が具体的に動き出したのだ。
わずか半年前の話なのに、私はすっかりこの支援金のことを忘れていた。
それにしても年初に大々的にぶち上げたわりには、今回の囲み記事はずいぶん地味な印象。「バラマキ」とか「パフォーマンス」といった批判を意識してのことなのかもしれない。