週刊誌の不倫報道

週刊誌の不倫報道

毎朝ラジオでNHKのマイあさ!を聞いています。実は、三宅さんが担当していた3年?の間は、彼の「タメて」話す口調や、「もたもた」した進行ぶりに嫌気がさしていました。

ようやく今年度からは阿部さんに交代。朝の番組らしく、爽やかな雰囲気になったと思いきや、先日、文春砲による不倫報道で、同氏は「本人の申し出により」急遽降板。

阿部さんのイメージと不倫とのギャップには驚きましたが、人間は誰しも表と裏の顔があるもので、何も全国に知らしめて制裁を加えなくても…。

もちろん阿部さんを擁護するわけではありませんが、不倫はあくまで個人的なこと。家族が怒っているならともかく、第三者が糾弾するというのはちょっと違うように思います。

週刊誌は不倫の証拠をつかむために相当なエネルギーを投入しているのではないかと思いますが、それをもう少し違う方向に使ってもらったらよいのに。

正義の仮面をかぶって個人の不倫を暴くよりもっと有意義なテーマがいくらでもありそうです。

そう、だからこそ週刊誌は売れなきゃ話にならない。統一教会や東京五輪の賄賂疑惑といった、大きなスキャンダルを暴くための原資を稼がなければならない。

敢えて週刊誌側の立場を擁護するとすれば、不倫報道を喜ぶ大衆に雑誌を売り、その稼ぎでもって、社会の不正や悪といった本来のテーマと格闘しているということなのでしょう。