ワクチン接種  1回目を受けました

ワクチン接種  1回目を受けました

まるでオリンピックの開催に合わせるように、東京のコロナ新規感染者が増えています。第5波が襲い掛かってきました。まさかコロナ禍で2度目の夏を迎えることになるとは…。

4連休も手伝って人々の移動も増えているようですので、東京を起点とした感染拡大が全国に広がるのではないかと心配です。

行政職員や医療従事者のみなさんの多大なるご尽力のおかげで、高齢者のワクチン接種は順調に進みました。そのため、重症者に占める高齢者の割合は減少。

一方で、50代以下の割合が増加。感染力の強いインド由来の変異株が猛威を振るい、若年層であっても重症化リスクが高まっているようです。

看護師の妻は既に2回の接種を終え、日々ワクチン接種の「打ち手」として頑張っています。先日、彼女と「ワクチン接種をすべきかどうか」で議論になりました。

実は、私は少し怖さを感じていたのです。自分は理系で科学的なものの見方ができるという自負があるのですが、それでも「短期間に開発された」ことに対する一抹の不安が拭えなかったのです。

特に中学生の娘への接種は「もう少し様子をみるべきだ」と考えていました。でも、最終的には「打たないリスクのほうが大きい」という思いに至りました。自分はきっと、ネットやマスコミにあふれる雑多な情報に踊らされていたのでしょう。

冷静に考えてみれば、自分を不安に陥れている情報はリスクを示唆するものですが、具体的なデータは何も無い。あくまで数多ある可能性の一つとして挙げられているに過ぎません。

接種時にはもう少し痛い思いをするのかと思ったら、ちっとも痛くなかったです。翌日、腕は少しだるくなりましたし、打った場所を押さえればそこそこ痛いのですが、それも3日目にはすっかりなくなりました。

妻に「ワクチンを打つと、“安心感”があるでしょ?」と言われ、深くうなずいた次第です。2回目の接種は3週間後。引き続き気を緩めることなく、その日を待ちたいと思います。