寂しいルーチン

寂しいルーチン

新聞の折り込み広告と共に毎月2回、杉並区報が入って来る。地域の様々な情報が満載で意外と「使える」媒体だと思う。ネットでは得られない「一覧性」が助かる。

特に無料で開講されている様々な講座の案内は個人的に大変ありがたい。「子ども日本語教室」で紹介したボランティア養成講座は最近の好事例だ。

最近は郵便受けへのポスティングも始めたのか、新聞の折り込みとは別に、もう一部ポストに入っていた。

勤務先のマンションは中野区にあるが、こちらも毎月2回、シルバー人材センターのスタッフらしき高齢者がポスティングに来館する。

「区報です!」と管理室に一声かけ、一部ずつ冊子を丁寧に差し込んでゆく。「お疲れ様でした」と私。カゴいっぱいに区報を積んだ自転車で、次の現場へ向かう彼を見送る。

翌朝、郵便受けの下に設置されている「不要チラシ廃棄ボックス」を開ける。そこには他のチラシとともに区報がどっさり捨てられている。

私はそれらを回収して資源ごみ置き場へ持ってゆく。月に2度の寂しい作業である。