プロ野球の巨人戦チケットがやっととれました。来月、東京ドームで観戦予定です。このところ「先行抽選」に応募してはハズレを繰り返していましたので、今回は「先着順」になるまで待ってみたところ、運よく希望日の残り僅かな空席に手が届きました。
最後に球場に足を運んだのは2年前の夏休み。コロナ禍で厳しい入場制限下、チケットは全て抽選制だったのですが、その時は幸運にも当選。
さすがに盛り上がりに欠けましたが、客席スペースは広々として視界もよく、ゆったり、のんびりゲームを楽しめました。
それに、打球や捕球の音がよく聞こえるのもよかった。普段なら応援歌や声援でかき消されてしまういろいろな音を楽しむことが出来ました。
ところで、昔は「ドーム」などなく、野球場は全て屋外でしたから雨でゲームが中止になることがよくありました。
幼少の頃、父がときどき東京ドームの前身である後楽園球場に連れて行ってくれましたが、前日にてるてる坊主を作って雨が降らないよう神様にお願いしていたのを思い出します。
ティッシュペーパーを何枚か丸めて頭を作り、上からもう一枚かぶせて首のところを輪ゴムで止め、マジックで顔を書いたら完成。軒先につるします。
野球に限らず、何か屋外でのイベントが控えていると、その都度てるてる坊主をぶら下げていました。懐かしい「昭和」の風景です。
今は全国各地の球場が「ドーム」になったおかげで、雨天中止はずいぶん少なくなりました。ただ、雨で中止にならない代わりに、今度はコロナで中止になるリスクが…。
世の中がずいぶん変わってしまったものです。てるてる坊主は「コロナで中止になりませんように」という願いも叶えてくれるものかしら?