年末調整の季節がやってきました。前職のベンチャーでは、社労士と協働で新システムを導入したおかげで、紙への記入は一切なし。全てスマホかPC入力して完了でした。
もちろん、証明書類は別途郵送になりますが、あの複雑怪奇な申告書への記入の手間が大幅減で大助かり。
あいにく今回の現職では、老舗の企業だからなのでしょうか、アルバイト身分の私にもフルバージョンの書類が紙で届き、10日以内に郵送提出せよとのお達し。
同封されていた説明書とにらめっこをしながら、全て手書きで記入し、証憑をセロテープで枠からはみ出さないように貼付し、それら一式を指定の封筒に入れて封印。
更にその封筒を別の封筒に入れてマトリョーシカみたいにして、指定された宛先に送付という流れでした。
税金関係はとにかくしくみや手続きがややこしくて面倒くさいですね。でも、そこで諦めては絶対に損をします。
私はサラリーマン諸氏には確定申告をしてみることをお勧めします。医療費控除などがあれば良いのですが、なければ「ふるさと納税」して、その申告を自分でやってみる。
実際に自分で申告してみると徴税のしくみや計算方法がよくわかりますし、年末調整で漏れがあっても確定申告で税金の過払いが戻ります。
国税庁の提供しているオンラインの申告フォーマットは結構わかりやすく出来ていますので、手書きはほぼナシで申告書を作成できます。
税務署と聞くと何か怖いイメージがありますが、実は職員の皆さんはとても親切。わからないことはどんどん質問しましょう。