まもなくスピーキングテスト

まもなくスピーキングテスト

今週末、娘があの「スピーキングテスト」を受けることになっている。いよいよ都立高校受験のスタートだ。荻窪近辺の生徒は豊多摩高校が会場とのこと。

ちょうど1年前に私は「絶望のスピーキングテスト」で、このテストのバカバカしさに失望していると書いた。

その後、一部の識者や学校関係者が都の教育委員会に中止を働きかけたものの、結局2回目となる今年度のテストも当初予定どおり開催される。

ただ、「ベネッセ撤退」でも書いたが、テストの運営を請け負っていたベネッセが今年度限りで早くも撤退を決めたので、娘はベネッセが実施する「最後の」テストで受験することに。

ご存知のように、これまで5教科1,000点満点(内申点込み)だった都立入試が、このテストだけのために20点“トッピング”され1,020点満点になった。

つまり、いままで各教科200点のウエイトだったものが、英語だけ220点になったというわけ。英語200点のうち20点分をスピーキングに振り分けるならともかく…。

アメリカやイギリスの属国じゃあるまいし、なぜ日本語(国語)を差し置いて、わざわざ外国語を全受験生に一律20点余計に背負わせるのか?いまだに理解できない。