昨年11月上旬に「病は気から」で「坐骨神経痛と診断されてからひと月が経ちました」と書きました。あれから、もうすぐ3か月になろうとしています。
この間、リハビリ通院は1回だけ、湿布もやめました。やはり、入浴とかストレッチの効果のほうがありそうだからです。
エレベーターの昇り利用は原則禁止、ラジオ体操、正しい姿勢の維持、出来るだけたくさん歩く、就寝前のストレッチなどを地道に続けています。
おかげさまで最近では痛みを強く感じるのが起床時のみになりました。このため朝のラジオ体操は結構キツイのですが、その後着替えや食事などの生活動作をしているうちに症状は落ち着いてきます。
これまで特に靴下を履くのが至難の業だったのですが、ここ数日はだいぶ楽になってきました。昼間の仕事や活動には殆ど支障がありません。
少し心配なのは首や肩との連動です。今までは足腰の動きが痛みに直結していた感じだったのですが、最近は首を回したり、肩を動かしたりするとお尻の周りに電気が走るようになりました。それでも、全体的には着実に改善しているように思えます。
ところで、これは神経痛が「治ってきた」ということなのでしょうか?それとも、痛みに「慣れてきた」ということなのでしょうか?
痛みと自律神経は密接に関係しているそうですから、回復してきた!と感じても、もしかしたら単に痛みに慣れてきただけの話なのかもしれません。
若かりし頃、自分にとって「病」とは「戦うべき対象」だったのですが、歳を重ねると「付き合うべき対象」になってゆくのですね。
結局は、自分がこの神経痛とどう向き合うのかという問題。いくつになっても「病は気から」です。