荻窪6:19発の高尾行きで大阪へ向けて出発。大阪駅の到着予定時刻は17:42ですから11時間23分かかる計算です。
乗り換えは高尾、甲府、塩尻、中津川、名古屋、大垣、米原の計7回、8本の列車を乗り継ぎます。乗車時間は9時間58分。各駅での乗り継ぎ時間は10～20分ほど。
平日早朝の下り電車はすいているかと思いきや、高尾行きでは通路に立っている人もいるくらいの混雑ぶりで驚きました。
高尾を過ぎると通勤・通学客が減り、春休みを利用して旅する学生グループや、時刻表を片手に一人旅する中高年の男女が増えてきました。前者は一目でわかりますが、後者も風貌や行動ですぐにわかるものだと、今回初めて知った次第。
例えば、塩尻で隣り合わせた男性は大きな時刻表をリュックから取り出して熱心に見ていましたし、前の座席の女性は車窓の風景をスマホで「動画」に収めていましたから、確実に「後者」です。
もっとわかりやすい人もいました。70歳前後かと思われるそのオジサンは、透明のカードケースをぶら下げていまして、そこには赤いスタンプが押された青春18切符が入っていましたので。
ということは、自分も周囲の乗客から「あの人はきっと…」と思われている？ただ、私は一人旅の初心者ですから、それにふさわしい服装やカバンを持ち合わせず…。
コートにトートバックという出で立ちでしたから、旅人というより出張者だと思われたかもしれません。（明日につづく）