0番線ホーム

0番線ホーム

駅のホームといえば1番線から始まると思いきや、中央線の岡谷で乗り換えた際に0番線を見つけた。

豊橋から飯田線を完乗し、同駅で乗り換えたときのことだ。お手洗いに行こうと案内標識に沿って進むと、正面に「0番線」の看板が見えた。トランクを引いた若者が停車中の車両に乗ろうとしている。

初めて見る「0」は新鮮だった。たぶん後からホームを増設する際、それが1番線側だったので、新設ホームを「0番線」にしたのだろう。それが合理的だ。

もし、改めて番号を振りなおすとすると、他の全てのホーム番号を変えなければならないが、「0」を新らたに設定すれば、既存の番号は触らずに済む。

それにしても「0番線」というのはちょっと神秘的な感じがする。どこか別世界に連れて行かれそうな…。

そういえば『ハリー・ポッター(J・K・ローリング)』にキングスクロス駅「9 3/4番線」というのがあったが、「0」もリアルに“魔法感”があると思った。

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かくと

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「荻窪ラジオ」の神木各人(かみき かくと)です。私は国内外で33年間のビジネスマンライフを終え、今は荻窪を拠点にフリーランスとして活動中です。「荻窪ラジオ」では、私のこれまでの経験や、日々の暮らしで考えたことなどを「オンエア」。「読む」ラジオとしてお付き合いいただければ幸いです。

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