今夏の青春18切符、ラスト2回で豊橋(愛知県)と辰野(長野県)を結ぶJR飯田線の完乗へ。天竜川沿いの渓谷を走るこのローカル線は全長約200Km、94駅を約6時間かけてゆく。
初日(9/8)は荻窪から豊橋へ移動し、途中、大井川鉄道の合格駅に立ち寄る。翌朝(9/9)は豊橋6時の始発で天竜峡—飯田―辰野と飯田線を走破し、中央線経由で荻窪帰還という計画。
ところが、いきなり出鼻をくじかれる。あろうことか9/8に台風13号が東海地方に上陸したのだ。そのため、東海道線が小田原—熱海間で少なくとも午前中は運休するという。
ただ、幸い台風の勢力が弱く、同区間の新幹線は運転しているようなので、まずは小田原まで行くことに。
東京10:27発の熱海行きで11:50小田原着。「この先、熱海までは台風の影響で運転を見合わせています」ということで全員降車。
とりあえず駅のコンコースへ向かうと、自動改札の上にぶら下がる巨大な提灯が目に飛び込んで来た。
〽小田原提灯ぶらさげて、ソレヤットコドッコイホイサッサ…。子供の頃歌ったあの童謡はたしか「お猿のかごや」。
「運転再開は12時半ごろを見込んでいます!」構内アナウンスが聞こえた。これはラッキー。足止めは30分ほどで済みそうだ。(明日につづく)