今月28日で閉館すると聞き、あわてて見納めに行ってきた。「相田みつを美術館」は私の数少ない「好きな場所」のひとつ。
金曜日のお昼過ぎ、最後の企画展は『生きること書くこと』。館内は閉館を惜しむ人々で思いのほか混雑していた。
仕事で大きな壁にぶつかったとき、岐路に立たされ迷っているとき、とにかく心が癒されたいとき、私は相田みつをの遺した言葉に囲まれたこの空間によく出向いた。
「人生の2時間を過ごす場所(=当館のコンセプト)」がなくなってしまうのは残念だが、これからも相田みつをの言葉は私にとって大切な「読むクスリ」であることに変わりはない。