ようやく猛暑が終息したので母の面会に特養へ出向いた。妹と荻窪駅で待ち合わせてバスで高井戸の浴風会へ。
私は2カ月ぶり、妹は5カ月ぶりの再会。昼食前の午前11時、20名程の入居者はみな車椅子で食堂に集い静かに佇んでいる。
いつもの場所に母を見つけた。前回同様に突っ伏して眠っている。揺り起こして声をかけると驚いたような表情で我々を見て言葉にならない声を出し、再び顔を伏せてしまった。
またひと回り痩せ細ったようだ。ヘルパーさんの話では最近不穏になることが増えたという。ただ、食欲はあり自分で食べられるとのことゆえ身体のほうは大丈夫らしい。
入所して8カ月、スタッフの皆さんのおかげで平穏に暮らせているようだ。