神経痛になる歳

神経痛になる歳

この週末、久しぶりにかかりつけのクリニックを受診してきました。〈「痛み」との闘いは続く〉で書きました「腰痛」が一向に解消しないためです。痛みの兆候は7月頃からありましたので、かれこれ3ヶ月になります。

この夏は机に座ってPCに向かう時間がかなり多く、腰に相当の負担がかかったのは実感していました。きっと、これが原因です。

それでも、最初のひと月はストレッチをしたり、身体を動かしたりすることで解消していたのですが、どうも今まで経験したことのある腰の痛みとは違います。

首や肩、腕といった離れた部位を動かすと腰に響くときがあり、更にそれが脚のほうにも伝わっている感じでした。もしかしてこれは神経痛というヤツなのか!?

神経痛といえば高齢者の専売特許だと思っていましたので、自分はまだ大丈夫だと高をくくっていました。だが、どうも怪しい…。

そのうち、痛みはふくらはぎやつま先にまで広がるようになりました。しかも、姿勢にかかわらず常に痛い。これは運動不足が原因かと、エレベーターを使わないようにしたり、努めて歩くようにしたり…。それでも改善しません。

そこで、ついに痛み止めを飲み始めました。飲めば痛みは少し和らぎましたが、それでも起床時に腰から脚が痛くて、起き上がるのも一苦労。着替えるのも大変で、靴下にいたっては普通に履く動作ができない始末です。

さて、診断の結果は坐骨神経痛でした。幸い、骨が飛び出して神経に触れているといった重篤なものではなさそうとのこと。とりあえず温湿布を出していただき、リハビリ診療をしながら経過観察することになりました。

血行をよくしたほうがいいので患部は冷やさず、温めるようにと。温泉に行って直す「湯治」を続ける人もいますよと聞いて、心はすっかり「おじいさん」気分に。

目下、日常生活で「姿勢」に気を配り、ストレッチをし、毎晩温湿布を張って就寝。血行促進のためにも、足腰に過度な負担がかからない範囲で身体はできるだけ動かすといった地味な対応を続けています。

それにしても、ライフスタイルをシフトチェンジしたとたんに、痛みとの闘いが本格化するとは。若いつもりでいた自分も、「神経痛」を患う歳になったのだと「痛感」しています。