また誤読

また誤読

何かと「今年最後の」が付くタイミング。ボランティアで毎月オピニオン誌を10頁ほど音訳していますが、こちらも「今年最後の」音訳を終えました。

毎月どのような記事を担当するかによって同じ10頁でも負荷がずいぶん違います。写真や図表が多かったり、外国語や専門用語が多用されていたりする記事はハズレ。

最近の流行語や造語などが多いものも、発音やアクセントが定まっていない場合などは手間取ります。逆に故事や歴史上の人物などもややこしい。

今回は幸い中程度の難易度でアタリでした。それでも、校正者から誤読など実に10か所以上の修正差し戻しが来ましたけれど。

何度も聞きなおしてから提出しているのに、毎月かならず誤読があります。例えば、今回は「倫理的権利」をなぜか「倫理的な権利」と読んでいたり…。

誤読があると、その部分だけ読み直してデータを切り貼りします。その際できるだけ「継ぎ目」が目立たない(“耳”立たない?)ように、声のトーンやテンポを合わせなければならず、これがまた結構難しい。

最大の対策は間違えずに読むこと。誤読撲滅を来年の目標として掲げる「音訳納め」でした。